ニキビができたことはありますか。
そう聞くと、おそらく大半の方が「ある」と答えるかもしれません。
思春期を始め、今では「大人ニキビ」という言葉もあるように年齢・性別関係なく出来る症状の1つです。
自宅でケアをしたり放置をするケースもあるようですが、肌のためにはニキビ治療がおすすめ。
ここでは、そんなニキビ治療についてまとめていきます。
ニキビができたらすぐに病院へ行って良いのか
「この程度で受信するのはおかしいのではないか」
などと思う方も多いのがニキビです。
しかし、結論から言えばニキビができたらすぐに病院へ行っても構いません。
ニキビは炎症症状の1つで、その他内科的な疾患からくるケースも考えられます。
ですから、早期的な受診が正解と言えるのです。
- 顔全体や身体のいたるところにニキビができている
- 赤みが強い
- 化膿したような状態になっている(ニキビ部分が黄色っぽい)
- かゆみや痛みが強い
などが具体的な症状。
もし、これら症状が見受けられたら受診をしましょう。
診療科目は「皮膚科」になります。
皮膚科に行ったらどのように医者に伝えれば良いのか
仮にニキビができて皮膚科を受診しても、どのように医師に伝えたら良いのかと不安な方もいるかもしれません。
基本的に、医師が問診を行いますので質問にいくつか答えたりニキビ部位を見せるのが大きな流れです。
ですから、身構える必要はありません。
患者側から伝えられることとしては、以下のような点が中心となります。
- いつごろからニキビが増えてきたのか
- 現在、ニキビに対して何らかの対策を行っているか
- 現在使用している薬や化粧品について
- ニキビのヶ所にメイクをしているかどうか
- メイクをしている場合にはどのような製品を使用しているのか
- 内臓的な疾患があると診断されたことがあるかどうか
- ストレスや疲労について
などです。
詳細に伝えるほど、的確なニキビ治療も行いやすいので、結果としてニキビ改善が早まります。
・ニキビ治療とともに考えたい!入浴や睡眠環境の事
皮膚科におけるニキビ治療について
皮膚科に行き診断をされたらニキビ治療が始まります。
では一体、どのような治療が行われるのでしょうか。
塗り薬治療
最も代表的なニキビ治療ともいえるのが塗り薬です。
処方薬として受け取り、自宅で用法用量を守り塗布するのが一般的。
ニキビの原因となるアクネ菌の増殖を抑え炎症症状や皮脂つまりをなくす塗り薬を使用することが多いでしょう。
炎症を解消し、皮脂の排出をしやすくすることでニキビが良くなりそしてできにくい状態へと導きます。
・ニキビ治療は市販薬と処方薬どちらが良いの?違いや使用目安についてご紹介
・ニキビ治療と同時に自らでできる日常のポイントを取り入れて健やかな肌を目指そう
内服薬
ビタミン剤や漢方薬などを使用して内側からニキビができにくい・改善しやすい環境を作る方法です。
ビタミン剤が処方されることが多く、漢方薬は比較的に重度のニキビ治療に用いられるとされています。
これら塗り薬・内服薬の場合には、保険が適用されます。
診察・検査・治療費を合わせて2000円~4000円前後(初診の場合)が目安と考えておいてください。
なお、上記以外には保険適用外のケミカルピーリングなどを実施することもあります。
また、内服薬の中には保険適用外のものもありますので、できれば保険内でと考えている方は、その旨を医師に伝えると安心です。
・日々の食生活を見直すことでさらにニキビ治療がはかどりやすくなる
まだまだある!?ニキビ治療法
思春期の象徴とも呼ばれ、大人になってみると面倒な存在であるニキビは私たちの顔を常に悩ませてくれます。
これさえ無かったら好きな男の子にモテていたかもしれないのにと、懐かしく振り返るマダムたちを見ると何ともニキビというのは罪作りな奴だと思いますね。
ニキビはできているときだけが悩みじゃ無い!
ところで、ニキビのことについては「ニキビを防ぐこと」と「ニキビを治すこと」ばかりに注目が集まってしまい意外と忘れられている大切なことがあります。
それは「ニキビ痕をどのようにして治すか」ということです。
皆さんもご存じかもしれませんが、有名な芸能人の中にもニキビ痕に悩んでいるという方がいらっしゃいます。
あの時適切なニキビ治療を受けていたらと思っても、時間を巻き戻すわけにはいきませんから今からできることを考えましょう。
レーザーで治すことが今ならできる
実はニキビ痕は今ならレーザーで治してしまうことができます。
・どうやってニキビ痕をレーザーで治しているのだろう
先ほどニキビ痕をどのようにして治すかが注目されづらいというお話をしましたが、これには訳があります。
というのも、ほんの10年くらい前まではニキビ痕の治療法について適切な方法があまりなかったからです。
あったとしても、軽度のニキビ痕に対してしか効果を発揮しないなど今ひとつ患者さんの悩みには添えなかったのです。
ところが、医学のめざましい進歩により軽度のニキビ痕から重度のニキビ痕にまで幅広く対応するレーザー治療が開発され広く一般の人が使えるレベルにまで浸透してきたのです。
・難治性のニキビに効果あり!アクネビームを用いたニキビ治療について
効果は果たしてあるのか
でも、ニキビ痕のレーザー治療は実際に効果を実感できるのでしょうか。
実際に効果が無ければ受ける必要などはありませんね。
そこで調べてみると、様々な治療法によって多くの人が治すことに成功できる環境が整えられていることが分かりました。
すなわち、ニキビ痕で悩んでいる時間を早く治療の時間に充てた方がよいということですね。
・定番をさらに進歩、より強力になったブリッジセラピー
肌の弱い人にも
レーザー治療は「肌の弱い人が実践すると、ひどい肌トラブルにつながるからやめた方がよい」といわれてきました。
今でも確かに、肌の弱い人がレーザー治療を実践したばっかりに肌トラブルを引き起こしてしまったという事例は存在します。
しかし、研究を進めている医師たちも一人でも多くの人がレーザーによる治療効果を実感してもらいたいとあの手この手を使って治療法を開発しています。
それ故最近では、肌が多少弱くともなんとか肌トラブルを最小限に抑えるような治療法が開発されています。
これならば、ニキビ痕の治療をあきらめていたという人でも実践できるかもしれません。
・一番ポピュラーな「フレクセルレーザー」とは?
適切な治療を受けることが必要
レーザーは自分でどうにかなるようなものではありません。
正しい治療を受けなければ、いつまでも効果を実感することなどできないでしょう。
肌の奥深くにまでレーザーを照射し、肌の再生を促すものになりますからかならず自分が信頼できると思ういい死のところで治療をすることをおすすめします。
また、治療を受ける前や受けた後に知っておかなければならない知識をここからご紹介していきたいと思います。
自分の体にはどれが一番効果を実感できるのかということを念頭に置きながら呼んでいただけるとうれしいです。
治療が終わったあと、どのようなことをすればいいのかということが分からないと肌がトラブルを起こしたままになってしまいますので注意をしてください。
・レーザーが終わったら必ずお肌のケアを忘れずに!
・冷やしながらレーザーを受ければ肌が弱くても大丈夫