冷やしながらレーザーを受ければ肌が弱くても大丈夫
お肌は熱や乾燥といった様々なストレスにさらされています。
人間は割と弱いもので、環境がほんの少し変化するだけで敏感に反応してしまいます。
私たちの体には無数の神経が張り巡らされているわけですから、ちょっとしたことでも反応してしまうのは仕方ないといえるでしょう。
レーザーは熱を持つ
ニキビ痕治療の道具として多く用いられるレーザーは、肌トラブルの原因になることも多いです。
といいますのも、光を照射している最中肌には熱が加わってしまうのです。
それはレーザー光線が強力になれば強力になるほど温度は上がりますから、短期間で集中して治療しようと思ったときにはかなり肌へのダメージが大きいのです。
ならば冷やしながら治療すればよいのでは無いか?
そこでレーザーを使いながら肌を冷やすという合わせ技の治療法が開発されました。
その名もクールタッチレーザーと呼ばれる方法です。
医師としても肌を治療している人たちが、その治療の道具のおかげで肌が悪くなってしまっては申し訳ないと思っていたのです.
これくらいがちょうどいい
ではクールタッチレーザーはどのようなことを行うのでしょう。
治療方針としては普通のニキビ痕治療と大差ありません。
レーザーを当てて、肌の修復機能を促すというものです。
レーザーを当てる際には「マイナス30度」もの冷たいガスを当てながらになります。
なんだか肌が凍ってしまいそうですが、そんなことはありませんから安心してください。
肌が弱くてもあきらめない
クールタッチレーザーは今まで肌が弱くレーザー照射が難しかった患者さんに対しても有効な治療法です。
もちろん医師との相談が必須ですが、肌トラブルを抑えたいときには選択肢の一つとして有効でしょう。
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